【映画】ミッション・ワイルド(2015) 英題:THE HOMESMAN

西部劇時代のアメリカが舞台の映画。

19世紀アメリカのネブラスカの小さな集落。独身のメリー(ヒラリー・スワンク)が、病で気狂いした3人の女性をアイオワの教会まで連れて行く役目を請け負う。

道中、吊るし頸の刑を受けている悪党ブリッグス(トミー・リー・ジョーンズ)に遭遇。吊るし頸で刑死寸前の彼を道中の護衛を手伝うことを彼に約束させて助けるメアリー。

約400マイル(650km)の長旅が始まる。

この映画の衝撃的なところは、ヒロインのメリー(ヒラリー・スワンク)が長旅の中、命がけで荒野を彷徨い、命の危機に直面し、結果的に、自死してしまうところだ。

経験なクリスチャンのはずが、長旅の影響とは言え、自死を選んでしまうところに、違和感を覚えた。

西部開拓時代は、こうした生産な生死をさまよう経験を通して、自死に至ってしまうケースが多かったのだろうか。

悪党一人が生き残り、託されたミッションを成し遂げるところは、救いのある結末であったように思う。