【映画鑑賞】リトル・シングス(2022年)

主人公は元刑事でいまは田舎のしがない巡査長をしている俗称“ディーク”ことカーン郡巡査ジョー・ディーコン(ワシントン)。

彼は元凄腕刑事として、検挙率No.1の実績を持っていたが、体を病み、家庭が崩壊し、ついには精神的ダメージから刑事を辞め、田舎にリタイヤ直前の老体で日々過ごしていた。

過去の事件の証拠集めのため、昔懐かしロサンゼルスに行くことを上司から命じられてしまう。

華々しい過去を飾った刑事時代の活躍したエリアに久しぶりに赴くデューク。任務自体は、簡単すぐに片付くはずだったが・・・。

悪運を引き寄せる彼の不運が再び始まる。

大都会を恐怖に陥れた連続殺人事件に遭遇してしまう。連続殺人犯の警察上げての大捜索網に巻き込まれてしまう悪運強しのデューク。

捜査陣の陣頭指揮を華麗に采配するのは、ロサンゼルス郡保安局の期待のホープ、刑事ジム・バクスター(マレック)。若手凄腕の彼は、老練なディークの経験と鋭い勘を目ざとく見つけると彼の実力を素直に認め、彼と組んで捜査を進めることにする。操作を進めていくとディークの暗い過去が見え隠れしてくる。

異常なまでに過去の事件に固執するディーク。

連続殺人鬼を名乗る異常者が登場し、捜査陣をかき乱すことに。

混乱の中怒涛の勢いで進む。

非生産的、殺人鬼を追い詰めようとするマイナス世界の暗い救いようのない世界だけが広がる。

悲運の流れを押し止めるのは誰なのか?

リトル・シングス