全世界を飲み込む恐竜たちの大闊歩活劇の金字塔!!
ここに最終決戦極まる
世界一のテーマパークとして開園した〈ジュラシック・ワールド〉
その島が火山の大噴火で壊滅するも、かろうじて救出された恐竜たちは、世界中へと解き放たれてしまった。
あれから4年、太古の昔に滅んだはずの恐竜たちは、人類の手で再び、生命を宿し、現世に蘇る。
世界中の環境に見事適応し、柔軟に現代の自然環境において、たくましく繁殖していくのであった。
オーウェンとクレアは、罪のない恐竜たちの保護活動を熱心に続けていた。
一方で、サトラー博士は、世界各地から恐竜を集め、密かに研究を続けている巨大バイオテクノロジー企業バイオシンを危険な存在として、監視追跡していた。
そこへ往年のダイナソードクターグラント博士も駆けつけ、マルコム博士に協力を求める。
人類と恐竜の共存共栄を成すために、人類が取るべき最善の方法を模索するのであった。
だが、その平和な環境整備を目指す人々の前に営利を追い求める巨大企業バイオシンの恐るべき野心的計画が立ちはだかることになる。その大いなる野望プロジェクトとは─―?
オーウェンとクレア、そして、暴れ狂う恐竜たちとかつて対峙してきた3人の博士たちは、かけがえのない自然の摂理によって生み出された、恐竜たちの命とこの世界に生きる人類との共存共栄の道を描き直すことができるか?
未来に紡ぐ命の架け橋は、彼らの手に委ねられた。