昨今、スマートウォッチは高性能化、多機能化、格安化が図られ、利用者が急激に増えている。
一方で、スマートウォッチを利用するすべきか検討している人の中には、少なからず、電子機器を身につけることで悪影響が出ないか、心配している。
確かに高圧電線の下で暮らす住宅の住民から白血病やがんになる確率が高くなるという事例がアメリカで発生している。
電磁波過敏症という病名も、欧米から発信されて、日本でも認知されつつつある。
実際にスマートウォッチを使ってみて、体調に悪影響があるのか、ないのか、個人的判断に委ねるしかない。
電磁波の影響は、個人差があるためだ。
”アルミ放電チップ”なる手作りの電磁波回避方法が紹介されている。
”アルミ放電チップ”なる手作りグッズでどれだけの電磁波の影響を回避できるかは、科学的効果を証明できてはいない。
アルミ箔で電磁波を遮断できるという効果は期待できるが、1cm角のアルミ箔を電子機器に貼り付けているだけでどれだけ、体内への電磁波の影響を防げるのか、疑問も残る。
強いて効果があると考えるならば、体内に帯電する電磁波を外へ放電する?という効果があると見るべきか?
個人ごとの体質にもよるところも大きいと見るべきか。
体質改善のための方策は、他にもある。
健康食品や適度な運動など、健康増進する余地はたくさんある。
単に電磁波の影響だけで、全てが不健康の原因であると断定することは早計であろう。
ましてや、電磁波の波は、今後、ますます強まりこそすれ、弱まることは決してないだろう。
自分の体質を今一度見つめ直して、体質改善の努力を通して、体調管理をしっかりと行っていくことが、賢明である。