巨大な生物が蠢く世界が広がるという神話として、南国の島々に古くから語られてきた。謎のその島は、髑髏島。
太平洋戦争末期、行方不明となる米軍飛行機や艦船が跡を絶たなかったという。
霧に覆われ、島内部を詳しく調査する必要があると判断したアメリカ政府。軍主導で調査隊を送り込むことに。
ベトナム戦争真っ只中、ベトナムに投入されていた精鋭部隊に未知の無人島調査プロジェクト命令が下る。
遠征隊が深い霧の中を突き進むとそこには、未知の生物がウジャウジャいる。
無人島に着くやいなや、精鋭を誇ったアメリカ海兵隊の置かれた状況は一変することに。
調査を進めると島の至るところに骸骨が散らばり、岩壁には血塗られた巨大な手跡が。
無人島内部、髑髏島には、人が決して足を踏み入れてはいけない驚愕絶後の場所だった・・・。
闇に包まれたベールが落とされ、遂にその姿を調査隊の目の前に現す。
神々しいまでの巨大な肢体を動かし動き回る無人島の王キングコング。
次々と現れる正体不明の巨大モンスターたちに、禍々しい世界が広がる。
調査隊は、為す術もなく逃げ惑いこの世の地獄を味わうことになる。
髑髏島で日夜繰り広げられるサバイブの世界。人知れず未開の地、そこにある秘密とは-。
果たして、巨大な大猿KING KONGは、人類の存在を脅かす存在になるのか?それとも新たな世界を見せる神なる存在なのか-。調査隊は、巨大な生物たちの闘いをかいくぐり、生き延びて、この島から脱出することができるのだろうか-。