アメリカ合衆国のワシントン州。
母を亡くし、父クリスと2人で暮らす17歳娘のリースは、2020年代のオンライン仮想ゲームにハマる今どきの若者のデジタルライフを送っていた。
ある日、父クリスとの食事中に停電が起こる。家の中の電気製品全てが使えなくなってしまう。真夜中、町から一切の明かりが消えてしまう事態に。
携帯も電波が立たず、電話が使えず、ネットも使えない。状況がわからないまま、リースは、ふと祖父が昔書いた電気が使えないサバイバル術の本を読んだことを思い出す。
カナダの山奥で独り自給自足の生活を送る祖父フランクにリースは、無線で連絡を取ることに成功する。
だが、祖父からアメリカ西部全域で電気の供給が途絶えていることを知る。リースは、父クリスとともに祖父フランクがいるカナダへ向かうことを決心する。車で向かう途中、食料や水を調達するも、街はどこもかしこも大混乱に陥っており、略奪や強奪事件も起き始めていた。
一行は、さらにカナダの山奥へと向かう道中、徐々に無法地帯化して、危険と隣り合わせとなっていく。
父娘2人は、無事カナダの祖父の元へ辿りつくことができるのか!?
電子機器の全てが消失した社会で生き残りをかけたサバイバルバトルが始まる。