Oracleのデータファイルは、3つの要素で成り立っている。

 

■データブロック

テーブルの1行のデータ(レコード)は、データブロックに格納される。

レコードを検索したり、更新したりすると、対象のレコードがブロック単位でメモリに読み込まれ、

変更されたレコードは、ブロック単位でデータファイルに書き込まれる。

 

■エクステント

データブロックは、テーブルにデータが追加されることを想定して、あらかじめ複数のブロックが

確保される。また、1つのデータブロックが満杯になると、2つ目以降のブロックへと順次書き込まれていく。

1つのテーブルに割当てられたデータブロックのひとまとまりのことをエクステントと呼ぶ。

 

■セグメント

エクステントが不足すると、新たなエクステントが追加される。

データ量に応じて、複数のエクステントが割当てられることに成る。

このように1つのテーブルに割当てられたエクステントのひとまとまりのことをセグメントと呼ぶ。