Oracleでは、ユーザがデータベースを扱う際に、インスタンスを通じて操作を行う。
Oracleを起動し、データベースに接続すると、インスタンス用の領域がメモリ上に確保される。
インスタンスには、データファイルとREDOログファイルから読み込まれたデータ、これらのデータを操作するための
バックグラウンドプロセスと呼ばれるプログラム群がメモリ上に配置される。
これら必要なデータとプログラムは、メモリ上に作られたインスタンスに常に置かれ、
ハードディスクから直接、読み書きするよりも遥かに高速にDBを操作することができる。