悲運を呼び込む運び屋の運試し列車旅。
急遽同業者の代行を頼まれた主人公。仲介業者の女から受けた仕事内容は、ごく単純なものだった。
電話越しにある人物のブリーフケースを奪うという盗人まがいの単純お仕事。指令を受けた主人公の名は、世界で最も運の悪い運び屋レディバグ。
またまた、かったるい仕事を引き受けちまったぜぇと人生下り坂の日々に嫌気まじりに仕事を引き受ける。
気を取り直して、気合注入して、<東京発・京都行>の超高速列車に乗り込んでみるが、そこは超アニメ・モモンガPRが施されたパリピィな仕様の内装が・・・。
キューティクルな派手め内装列車に登場し、無茶振りブリーフケースを探し回るレディバグ。
それは、運び屋人生の彼にとって、最も最悪な列車旅一日の始まりだった。
各駅に停る度に、次々と乗りこんでくる多種多様な殺し屋たち。
彼らのお目当ては、ブリーフケースを持ち歩く主人公。
全く身に覚えのないレディバグは、困惑しながらも、襲い掛かるヒットマンたちと次々と対峙し、防戦する。
ごくごく簡単な窃盗指令のはずが、目的を果たしてすぐに終了するはずの依頼が。
ひと駅ですぐ降りるだけの猫騙しのような任務のはずだったのに…。
超特急、時速350kmの車内で息もつかせぬハードアクションが繰り広げられる中、死闘の末に向かう終着駅の決着はいかに?!
回り回って、巡り巡って、因果応報が織りなすハードバトル。終着点・京都に待ち構えるラスボスとの対決。<絶望地獄への超特急列車>が加速度を増していく。