
現代病の代表とも言える糖尿病は、全世界で5億人いるとされる。
日本でも糖尿病予備軍も入れると1000万人を超えるとされている。
日々の血糖値の上下値を知ることは、ヘルスケア管理として、ぜひともほしい情報の一つだ。
ただ、血糖値を知るためには、現在、血液採取が必要だ。
微細な針を二の腕や腹部に挿して、2週間ほど継続して血糖値を測り続ける機器が欧米では手に入るが、日本では輸入という形で入手できるにとどまっている。
日本で正式に血糖値を図るためには、指先に針を指して、採血して機器で図るか、病院で血液採取によって、血糖値を知る以外にない。
昨今では、スマートウォッチに血糖値を測定する機能が搭載されるとの予測が出ている。
現在、スマートウォッチは、脈拍や血中酸素濃度の測定が可能となっている。血糖値や血圧なども常時測定が可能となれば、大いに有益となるだろう。
セットした際に微細な針は、カセット側に引っ込んで、極細のカテーテルが残る。そのカテーテルを通して、血糖値を計測する仕組みとなっている。





特にこの後付でスマートウォッチに取り付ける血糖値測定器は、需要が大きく見込めるだろう。
今までは、微細な針を使用した測定器を2週間おき交換するというのがスマートウォッチでも必要とされていたが、今回、2022年4月に発表された商品では、後付でしかも交換不要とのこと。あとはどれくらいの値段で売り出されるのかということが最大の関心事となる。
Apple Watchも血糖値の計測機能を追加する予定があるとしている。
