更新クエリは、既存レコードのデータを上書きすることで追加、変更、削除を行います。
Nz関数は、Null値を別の値に置換します。
既存レコードの空白(Null値)を別のデータに置き換える場合は、追加クエリではなく、更新クエリを使用します。
更新クエリを使用して、Null値を他の値に上書きするというイメージになります。
Null値は値がないことを示す特別な値です。規定値の設定がない未入力のフィールドは、Null値が設定されています。
そのため、フィールドを未入力状態に戻すには、Null値で上書きすればOKです。
追加クエリは、追加の単位がレコードのため、新しいレコードを追加するときにだけ使用します。
更新クエリを利用して、空白(Null値)に別の値へ置換するには、2つ方法があります。
レコードの更新行にNz関数を使用して、(Nz([フィールド名],”なし”))を指定して、置換します。
もう一つは、空白(Null値)を抽出する抽出条件([抽出条件]行)に[Is Null]を指定して、[レコードの更新]行に[“なし”]を設定する方法があります。