人類の文明が滅び、終末世界が明けた後の時代を描く。
石油も、水も尽きかけた死の世界が広がる。主人公は、愛する家族を無惨にも奪われ、悲しみと怒りに満ちた野生の本能だけで生きながらえる悲哀の狩人。元警官であったマックスは、その日暮らしで命をつなぐための資源を狩る旅を続けていた。
ごく一握りにすり減らした資源を我が物とし、独占と恐怖、そして、死へと導く暴力によって、悲壮しかない民衆を支配する魔王ジョーの軍団。野獣と遭遇し、死闘の末に捕われてしまったマックスは、反逆を企てるジョーの右腕フュリオサ、配下の全身白塗りの男ニュークスと共に、脱出を試みる。
悪党王ジョーが愛し、囲う美女たちに頼み込まれたマックスは、彼女たちを引き連れ、自由世界へ脱すべく、無謀な逃避行へと突き進む。
だが、魔王ジョーは、我が身の大切なジュエリーを取り戻すべく、地獄の軍団を引き連れて、マックスを追跡するのであった。
逃避する者と追跡する者のデットヒート、死のロードマッチが始まる!!