【映画】バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ 英題:RESIDENT EVIL: WELCOME TO RACCOON CITY (2021)

ラクーンシティで繰り広げられるサバイバル。世界を牛耳る製薬会社アンブレラ社が拠点を置くラクーンシティで次々と起こる怪事件。異常さがピークに達した時、ゾンビたちが街中に溢れかえることに。


ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のバイオハザードシリーズとは、一線を画す、新たなバイオハザード。

ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のバイオハザードシリーズは、ハラハラ・ドキドキ感があるものの主人公アリスの絶対的強さでなんとなく安心して観ることができた。今回のこの映画では、絶対的強さという意味では、主人公のクレアになるが、今まで以上にハラハラ・ドキドキ感を醸すようなシーンが多い。

それは、暗闇をうまく利用して、無防備過ぎる状態で先へと進む登場人物たちに待ち受ける悲劇を予感させることに成功しているからだろう。

ある意味で、鑑賞者をビビらせることを最大の目的にしている。ゾンビたちをやっつける爽快さよりも、抵抗虚しくやられるてしまうシーンが勝っており、本来のバイオハザードの絶望感をよく表現している。

なんとなく、ゲームのバイオハザードシリーズのリアルなシーンを彷彿とさせる映りをしている。このまま映画のシーンからゲームに突入しても違和感のない没入感を与えている。

https://bd-dvd.sonypictures.jp/residentevilraccooncity/