日本人の宿命。それは大怪獣との闘い。愛すべき日本列島を未曾有の大災害を襲うのは、自然災害だけではなかった。
全日本人が滅亡の危機となる未曽有の恐怖に陥れた憎き敵・巨大怪獣が、ある日突然、死んだ。
日本国民は、諸手を挙げて、大歓喜に沸き立ち、一同安堵に浸る中、その一方で、大問題が残されていたことに気づく。巨大な残死体は徐々に腐敗・膨張を始めていたのだった。空前絶後の大爆発をすれば、日本列島など軽く吹き飛ぶ、まさに国家存亡の危機。大崩壊の憂き目を防ぐべく、最後の闘いが幕を開けたのであった。
最終章の扉が開く終焉へのカウントダウンは刻一刻一刻と近づいていた。
絶望的な短い時間との闘いの中、日本国民の運命を懸けて、壮絶腐敗の怪獣の死体処理を任されたのは、警察でも軍でもなく、過去のレジェンド。3年前に突然失踪した謎の過去をもつ1人の男が立ち向かうことに。
無謀な挑戦に立ち向かう彼に託された<使命>とは一体なんなのか?
果たして、超巨大爆発を阻止することスーパーヒーローなことが実現できるのか――!?
空前絶後、前代未聞の超々緊急事態にあって、謎ある男の”極秘ミッション”を巡る超人空想特撮エンターテイメントが、今、始動する。