使用機能:更新クエリ+StrConv関数
更新クエリは既存レコードを上書きすることで、追加、更新、削除を行います。
StrConv関数は、文字列を指定した文字種に変換する関数です。
StrConv(ストリングコンバート)関数を使用すれば、全角→半角、半角→全角への変換ができます。
更新クエリの中で[データの更新]行で、StrConv関数を使用して、データの書き換えを行いましょう。
テーブル上でデータ書き換えが不要な場合は、選択クエリにて、StrConv関数を使用して、出力時に書き換えることができます。
選択クエリでは、演算フィールドにて、StrConv関数を使用します。
※Accessでは、Unicodeによって、文字が判別されているため、例えば、濁点のある全角カタカナは1字とカウントされ、
半角カタカナの濁点は、変換すると2字としてカウントされます。
StrConv関数の構文
StrConv(文字列, 変換方法)
引数は、
文字列 <必須>変換対象の文字列
変換方法 <必須>変換方法を数値で指定
変換方法の設定値
1 大文字に変換
2 小文字に変換
3 単語の先頭を大文字に変換
4 半角を全角に変換
8 全角を半角に変換
16 ひらがなを全角カタカナに変換
32 全角カタカナをひらがなに変換
64 システム指定のコードページをUnicodeに
128 Unicodeをシステム指定のコードページに