Javaプログラムが動作するためには、多くのクラスがJVMに読み込まれます。
JVMが必要なクラスファイルを読み込む処理のことをクラスローディング(class loading)といいます。
クラスローディングは、必要なクラス分だけを読み込むようになっています。
JVMの中でクラスファイルを読み込む作業をしているのは、クラスローダー(class loader)と呼ばれる部分です。
クラスローダーが必要とするクラスファイルを読みに行きます。
クラスローダーは、クラスパス(classpath)の情報を元にクラスファイルを読みに行きます。
JVMがクラスファイルを検索するために必要なクラスパスを指定するには、2つの方法があります。
方法1 起動時にjavaコマンドで指定する
javaコマンドでJVMを起動する際に、-cpオプション または、-classpathopusyon で場所を指定する方法です。
>java -cp c:\work Calc
方法2 検索場所をOSに登録しておく
javaコマンドで使う際に-cpオプションw記述するのは、手間ですので、OSの「環境変数」という設定場所にクラスパスを登録しておくと便利です。
Windowsの場合
1.「コントロールパネル」ー>「システム」ー>「システムの詳細設定」ー>「詳細設定(タブ)」ー>「環境変数(ボタン)」を順番にクリックしていきます。
ユーザー環境変数としてCLASSPATHを追加して、値を設定します。