シン・ウルトラマン(2022年)

平穏無事な時代が長く続いていたが、突如として、巨大不明生物「禍威獣(カイジュウ)」が次々と日本にあらわれ、人々が住む街や都市を次々と襲うようになった。

その凶暴極まりない野蛮な巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」の存在が日常となってしまった日本。

自衛隊が誇る強力な兵器をもってしても、奴らには、全く役に立たず、防衛体制の限界を迎える無力な日本政府は、禍威獣対策のスペシャリストを集結し、【禍威獣特設対策室専従班】通称【禍特対(カトクタイ)】を設立し、大反抗作戦を展開することに。

選りすぐりのエリート中のエリートとして、全ての日本人の命が彼らの双肩に重くのしかかる。

班長・田村君男、作戦立案担当官・神永新二、非粒子物理学者・滝明久、汎用生物学者・船縁由美、選ばれし者たち。

禍威獣(カイジュウ)出現と共に無力な自衛隊の報告を緊迫した面持ちで受ける田村たち。

命がけの任務、対策に当たっていた。

禍威獣の大暴れ、大地を転げ回るお遊戯が始まると、文明国日本の滅亡の危機が差し迫るのであった。

絶望的な状況の中、突如、大気圏外から現れた銀色の巨人。スリムなその肉体美は、まるで全身タイツを着た二枚目俳優張り。

呆気にとられる禍特対を後目に、そのいぶし銀巨人は、禍威獣(カイジュウ)相手に善戦。

見事、禍威獣(カイジュウ)を倒し、日本全滅の窮地から救って見せるのであった。

強気なヒロイン分析官・浅見弘子が新たに配属され、無表情、無神経のそしりを受ける神永とバディを組むことに。人間分析が鋭い浅見による報告書に書かれていたのは、新たな真実が。