ファイナル・デッド・ツアー(2020年)

売れないパンクバンドを組むジュディ、マックス、メルの3人。

ある日、小さなツアーに空きを見つけた3人は、思い切って仕事を辞め、バンドツアーに出ることを決意する。

しかし、その出発直前になって、借金のカタに車を差し押さえられてしまう。バンドツアーに行けず、途方に暮れる彼らだったが、見た目は怖いが人当たりの優しい巨漢おじさんペックが現れ、バンドツアーの専属運転手としてツアーに参加してくれることに。

だが、このおっさんペックにはとんでもない秘密があった…。

なんとかひとつ目のライブが無事に終わり、次の会場へと出発するタイミングになるが、車に戻ってこないペックを探して、ジュディが会場を探し回ると、なんとそこでライブ興行主をボリボリモシャモシャと齧りついて食べる強靭化したペックの姿が。あたりは血まみれ、惨劇状態と化していた。

驚天動地の人食ゾンビを目の当たりにしながら、正気に戻ったペックの言い訳を聞き、驚きながらもなぜかペックを許してしまうメンバーたち。

人食ゾンビおっさんペックは、絶対にもう人は食べないと誓うのだが。

その後も約束は、なんだかんだと理由が付いて守られることはなかったのだが…。

ひどいパンクロックの曲に合わせて、リアルにグロい映像が次々に流れるのだが、なぜか笑えるファンキーな境地を描く。どこか可笑しくて、笑えるけど、絵面はやっぱりグロい!

若者パンクロッカーのヘンテコメンバーが織りなす血しぶきスプラッターコメディ炸裂!