
Fitdaysアプリは、昨今、ヒット商品となっているスマホで体重測定情報を管理するアプリです。
体重計とスマホは、Bluetoothで接続され、測定した体組成計データを送信して、スマホでGETして、スマホにて一元管理することができる便利な商品です。




体重計に乗るだけで、Bluetoothで連携したスマホにデータを送信して、計測データをスマホから管理することができます。体重計の種類によりますが、13項目~15項目もの体組成計データをスマホで一元管理できます。
一昔まえまでは、メモで計測した日時から体組成計のデータを細々と書き残していた作業が、いまや体重計に乗って、わずか数秒で日時から10数種類ものデータを一度に取得、スマホで一覧やグラフ表示で見ることができます。
とても便利な機器ですね。
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Fitdaysからcsvファイルを出力する方法
また、このFitdaysアプリには、csvファイルで蓄積した日々の体組成計データを一括、出力することができます。LINEやGmailなどに転送できるので、パソコンでエクセルグラフでビジュアル化したり、表にまとめて、年月という長期スパンで自身の体組成計を見ることができます。

グラフ画面の下に履歴ボタンがあるので、押す。

履歴画面には、カレンダーと選択日の履歴一覧が表示されている。

履歴画面の右上にある+を押すと、メニューが表示される。比べ、書き出すが表示されるので、書き出すを押す。

履歴一覧画面で出力したい履歴を選択する。レ点マークが表示される。
レ点マークが表示された履歴データが書き出される対象データとなる。
画面下中央にある□↑のアイコンを押す。これが書き出すボタンである。

共有ページが表示されるので、LINEやGmailなどにCSVファイルを送付できる。
パソコンでExcelからCSVファイルを加工して、グラフ表示や一覧表を作って、体組成計データを分析できるようになる。
Fitdaysで体重とBMIしかデータ取得できない事象について
体重計とスマホをBluetoothでつないで、体重計で測定したデータをBluetooth経由でスマホがGETする。
とても便利な機能ですが、体重とBMIしか取得できないケースがあります。INSMARTなどの体重計でよく発生していいる事象のようです。
13項目や15項目の体組成計データを取得できるのが売りのはずが、体重とBMIしか取得できない時、体重計が故障したのか?はたまた、スマホのBluetoothの設定が失敗したのか?といろいろと原因を調べても、一向にわからないことがあります。
Fitdaysアプリは、無料アプリなので、サーバに利用者のデータを蓄積して、ビッグデータとして、法律の定める範囲内で商用利用しているはずです。そのため、深夜や朝方の時間帯は、情報収集を停止して、サーバ上で蓄積データの集計処理を行っている可能性があります。
処理中は、データ蓄積できないため、深夜・朝方は、体重とBMIデータ以外は、スマホでGETできないのかも知れません。
使用するにあたって、GPS取得が必須となっています。理由は不明確ですが、真意を正せば、ビッグデータの取得ということだと思います。
体重とBMIの2つしか取得できないケースは、23時や日が回った真夜中の0時過ぎとかです。
サーバでデータ取得を受け付けている時間帯ではないということが考えられます。
昼間や夕飯時などは、測定で体重とBMI以外のすべての項目をスマホがGETしています。
これはスマホ経由でまずサーバに送られて、サーバ経由でスマホにデータが戻るのだろうと思われます。
憶測でしか無いのですが、実際、私のところでは、深夜時間帯は、体重とBMIしか計測できません。
実際にモバイル通信やWi-Fiを切って、ネットワークからスマホを完全に切り離した状態で、BluetoothだけONにして、体重計で計測すると、ネットワーク・サーバに接続できませんでしたというエラーがFitdaysアプリの画面に
一瞬表示されます。
これは、一旦、サーバに体重計で計測した体組成計データ13項目を送って、戻り値をスマホに折り返し送って、
初めてスマホ側でデータが表示されるという流れがあることを意味しています。
モバイル通信を切って、Wi-Fiだけで体組成計データをGETできるか試しましたが、この場合は、GETすることが
できました。要は、Fitdaysアプリの会社が用意しているネットワーク・サーバにデータを送ることができれば、
折返しでスマホ側にデータが表示されることを意味します。
Fitdaysアプリの中で体組成計データは、会社側で違法にならない範囲で商用利用する旨を記載しています。
考えてみれば、普通は1万円前後するスマホ連携できる体重計が2000円前後で売っているのですから、
何らかの利益を得る仕組みが存在していると見るのが正しいでしょう。
ただ、商用利用で活用されることに抵抗のある人は、日本製のメーカーのスマホ連携できる体重計を利用した方が良いでしょう。
Fitdaysアプリの開発会社は、中国とアメリカの合同会社と思われます。
他に考えられることとしては、Bluetoothなので、1m以内しか電波が届かない仕様かも知れないということです。
Bluetoothは、100m、10m、1mと電波が飛ぶ範囲が仕様によって、異なります。低価格な体重計の場合は、1mしか電波が飛ばないと考えた方が無難です。
Fitdaysアプリの使い方や要望などフィードバック機能を活用しよう
Fitdaysアプリは、無料アプリだが、Bluetoothを介した体重計と連携して体組成計データをGETできるアプリである。そのため、Amazonなどで販売されている格安なスマホ対応体重計に多く採用されているアプリだ。
また、この手の無料アプリにしては、珍しくフィードバック機能が充実している。
ユーザの設定の中にあるフィードバック項目には、Bluetoothに関する問合せや使い方の問合せ、アドバイス、その他問い合わせフォームがある。
これら問い合わせフォームに問い合わせると、2~3日して、開発会社から回答が得られる。
さらにすごいのが、問い合わせフォームの問合せ内容が履歴に残る点だ。
これならば、いつ、どのような内容をアプリ開発会社に問合せたのかがわかる。
問合せに対する回答は、登録メールアドレスに送られてくる。
親切丁寧な回答をくれるので、非常に助かり有り難い。
Fitdaysアプリを使っているユーザにとって、非常に心強く頼もしい。
体重計の計測データを蓄積するアプリだけに長く使うアプリであり、今後もブラッシュアップして、高性能化していってほしい。その意味で、要望を問合せフォームから要請できることは、大いに有り難いし、開発意欲の高い会社だと感じる。
ちなみに、問合せに対する回答メールは、英文である。
中華アプリなどと言ってはばからないユーザが多いが、英語圏で開発されているアプリのようだ。
こういうところは、ケチらず、グローバルなビジネス展開をするところは、中国・米国の連携を大いに称賛すべきであろう。日本は、全て自前で何でも作るのは良いが、結果として、不得手なものを多く抱え込んで開発スピードが落ちて、さらに割高となってしまっている。
こういうところは、製造の得意な中国企業と、アプリ開発が得意な英語圏の企業のコラボ商品がそれぞれ長所を活かして、安くて高性能な商品開発を成功させた実例と言えるだろう。