4.1 Oracleのネットワーク構成

Oracleデータベースサーバにネットワーク経由で接続するために必要な前提条件と、OracleのネットワークコンポーネントであるOracle NETを操作する必要がある。

■ネットワーク構成の概要

クライアントからネットワークを介して、データベースサーバに接続するには、データベースサーバとクライアントが下記の前提条件を満たす必要がある。

対象前提条件
データベースサーバ・クライアントにアクセスできるネットワークでサーバが稼働中であること。
・Oracleデータベースがインストールされていること
・TCP/IPプロトコルサポートがインストールされていること。
・リスナーが構成されていること
クライアントコンピュータ・データベースサーバにアクセスできるネットワークでクライアントコンピュータが稼働中であること。
・Oracleクライアントがインストールされていること
・TCP/IPプロトコルサポートがインストールされていること

■Oracle NETとは

Oracle NETは、データベースサーバに関するネットワーク機能を提供するコンポーネントのこと。ネットワーク製品群であるOracle NET Servicesの1つであり、OracleデータベースソフトウェアやOracleクライアントソフトウェアをインストールすると一緒にインストールされる。

クライアントがネットワークを介して、データベースサーバへ接続する際は、Oracle netを使用する。Oracle netをクライアントとデータベースサーバの両方にインストールすると、Oracle NETによって、クライアントとデータベースサーバ間の接続が確立され、メッセージが交換される。

■データベースサーバへの接続方法

クライアントからデータベースサーバに接続する方法として、下記の方法がある。

・クライアント/サーバアプリケーションによる接続

・Webクライアントによる接続

クライアント/サーバアプリケーションによる接続では、クライアントとデータベースサーバの両方にOracle NETをインストールする。

Webクライアントによる接続では、クライアントはWebブラウザを使用して、Webサーバに接続する。

データベースの処理が必要な場合、Webサーバがクライアントの代わりにデータベースに接続して、処理を行う。そのため、データベースサーバから見たクライアントは、Webサーバになる。

この方法では、Webサーバとデータベースサーバの両方にOracle NETをインストールする。

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