10.1 データベースの監視およびアドバイザの使用 Oracle自己監視アーキテクチャ

Oracleデータベースでは、データベースを停止させないためのさまざまな機能が搭載されている。データベースによる自己監視に基づいて機能している。

■Oracleの自己診断エンジン

Oracleデータベースによる自己監視は、ADDm(自動データベース診断モニタ)と呼ばれる自己診断エンジンによって、実行されている。

ADDMは、定期的にデータベースのパフォーマンスの状態を自動診断し、その情報をデータベースに格納しています。ADDMによるパフォーマンス診断は、あらかじめ設定されているメトリックに基づいて行われ、診断結果に問題がある場合は、データベース自身がその問題箇所を特定できる仕組みになっている。

メトリックとは、すでに定義されている特定のシステム属性の統計セットです。

また、データベースは、ADDMによる自己診断のために、データベースの状態のスナップショットを定期的に収集している。

▼データベースの状態及びワークロードの監視

EM Express(Enterprise Manager Database Express)を使用すると、データベースの状態やワークロードを監視できる。

EM Expressのデータベース・ホームページには、データベース全体の状態に関する情報が表示され、定期的に更新される。

データベース管理者は、データベース・ホームのページ画面だけで、データベースの状態を把握することができる。

セクション表示内容
ステータスデータベースの状態の概要
パフォーマンスアクティブセッションの情報。過去の傾向情報が表示される。
リソース最新のデータポイント過去1分間のリソースの使用率
SQL監視SQLのアクティビティ

▼パフォーマンスの監視

データベース・ホームのページ画面の上部にあるパフォーマンスメニューからパフォーマンス・ハブを選択すると、指定した期間に使用可能なすべてのパフォーマンスデータが表示される。

パフォーマンス・ハブページのサマリタブでは、デフォルトで、過去1時間のリアルタイムデータが表示される。

パフォーマンス・ハブページにリアルタイムデータではなく、履歴データを表示する場合は、期間の選択フィールドで異なる期間を選択する。

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