9.3 リカバリの実行

■Oracle社推奨のリカバリ

Oracle社推奨のリカバリ方法は、データリカバリアドバイザというツールを使用します。

データリカバリアドバイザとは、データ障害を自動的に診断した上で、適切な修復オプションを表示する機能です。データベス管理者は、その修復オプションを見て、リクエストを行い、修復を実行します。

 破損したデータベースに対するデータベース操作でエラーが発生すると、データ整合性チェックが自動的に開始され、エラーに関する障害が調査されます。

障害が検出されると、その障害は、ADR(Automatic Diagnostic Repository:自動診断リポジトリ)に記録される。adrは、データベースの外部に格納されると、データベース管理者は、データリカバリアドバイザを使用して、修復アドバイスを生成し、障害を修復できます。

■データリカバリアドバイザを使用したデータベースのリカバリ

 データリカバリアドバイザを使用して、Oracle推奨の方法でデータベースをリカバリするには、下記の手順を行ないます。

ここでは、あらかじめ、EXAMPLE表領域のデータファイル(データファイル2)を削除して、障害をシミュレーションしています。

[1]RMANでターゲットデータベースに接続します。

[2]LIST FAILUREコマンドを実行して、データリカバリアドバイザが認識できる全ての障害に関する問題の説明を表示し、確認します。

各障害は、障害IDによって、識別されます。

[3]ADVISE FAILUREコマンドを実行して、自動及び手動の両方の修復オプションを表示します。

[4]REPAIR FAILUREコマンドを実行して、直近のADVISE FAILUREコマンドによって、リストされた障害の自動修復オプションを実行し、自動的に修復します。

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